食べること、つまり栄養をとることなのでその栄養とは何か調べてみました


「食べる」ことは生きるための必要不可欠であるばかりでなく、
人間らしい生活の質(QOL)を高めるためにもとても大切なものです。
身体的障害をもっている方、病気の方、お年寄りなどの中には、この「食べる」こと、

つまり「普通の食事」がうまくとれないために体重が増えない、元気がでないといった、
栄養状態の悪い方がしばしば見受けられます。こうした方々には、食べやすいもの、
飲み込みやすいものを食事に取り入れたり、

栄養調整食などを利用して十分な栄養をとっていただく必要があります。
私たちは毎日ご飯を食べます。

そして食べた食物を、エネルギー・体の構成成分とするためには、

体で利用できるかたちに食物を消化し吸収することが必要です。
また、私たちの体には体温や体液の成分などを一定に保とうとする働きが備わっており、

これも食事から得られるエネルギー・栄養素の成分が十分でないと機能しません。
つまり、私たちは食事により得られるエネルギーや栄養素で体を維持しているのです。

古くから、栄養状態が悪くなると体の抵抗力が弱まり、例えば風邪をひきやすくなる等が知られていました。

最近の研究により、感染症や悪性腫瘍などの病気に対するからだの防御機能が明らかにされ、
栄養との関わりもわかってきました。栄養状態が悪いと、病気と闘う細胞の活性が低下したり数が減少して、
免疫機能が弱まってしまい、病気にかかりやすくなります。