喫煙者はニコチンへの依存によりたばこを吸っているとはどういうものか?


喫煙がすなわち病気である、という考え方は、喫煙者はニコチンへの依存によりたばこを吸っているという考え方に基づいたものです。本当にそうなのでしょうか?実際に喫煙者に伺った調査結果によれば、リラックスのため、気分転換のため、ストレス解消など、様々な回答が示されています。
もし喫煙が単にニコチン依存によるものならば、
なぜ60歳代や70歳代で急に禁煙できるようになるのか、説明がつきません。

これは、定年を迎えて第一線を離れ、ストレスが減少したため、禁煙したい人は禁煙なさるものと考える方が合理的です。
現在行われている依存症治療の例としては、アルコールや違法薬物等の依存症に対する治療が挙げられますが、

これらは、例えば昼間から酒を飲み仕事が出来ない、あるいは突然暴力を振るう等、通常の社会生活を送ることが出来ない状態の人々を対象に行われるものばかりです。


たばこを吸って通常の社会生活を送ることが出来なくなるということはありません。

したがって、ニコチン依存は、依存症として治療する必要がある病気であるとは考えられません。

事実、ニコチンの依存性に関し議論が行われている中医協の委員には、

依存性の専門家はおられず、参考人等その他の形も含め、
一切依存性の専門家が議論に参画していません。